「無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法」の読みかたと意味

読みかたは以下のとおりです。

無眼耳鼻舌身意むげんにいびぜつしんい 無色声香味触法むしきしょうこうみそくほう

この文の意味をみていきましょう。

無眼耳鼻舌身意(むげんにいびぜつしんい)
「眼耳鼻舌身意」(によって心に仮想の根をつくること)は無い

「眼耳鼻舌身意」とは六根と言って、五官(眼:視覚、耳:聴覚、鼻:嗅覚、舌:味覚、身:触覚)に(意:意識)を加えたものです。五官を通して心に仮相の根をつくること指します
無色声香味触法(むしきしょうこうみそくほう)
「色声香味触法」(によって喜怒哀楽に振り回される心)は無い

「色声香味触法」とは六境と言って、六根が知覚する対象です。
色:眼の対象、声:耳の対象、香:鼻の対象、味:舌の対象、触:身の対象、法:意の対象です。「法」は「色声香味触」によって喜怒哀楽を感じる心のことです。

意訳をまとめると…

(前項の「是故空中 無色 無受想行識」に加えて)
眼耳鼻舌身によって心に仮相の根をつくることも、色声香味触によって喜怒哀楽に振り回される心も無い

という意味になります。

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