「是諸法空相」の読みかたと意味

読みかたは以下のとおりです。

是諸法空相ぜしょほうくうそう

この文の意味をみていきましょう。

是(ぜ)
この(文字通り)
諸法(しょほう)
さまざまな(因縁の)法則
法則は因縁によるものが多いといわれています。例えば「生老病死」の法則は因縁の不安と迷いから執着を生み出します。「輪廻転生」の法則も因縁の迷いによって繰り返されています。
このように多くの因縁が法則を作り出しているのです。
空相(くうそう)
(因縁の迷いというものは)本来無いものである

法則のすべてが因縁によるものとは限りません。例えば太陽が東から昇り、西へ沈むという法則や、春夏秋冬と巡る季節の法則は、人間がこの地上に生まれる前から存在したものですから、因縁によるものとはいえないですね。

ここでいう「諸法」は因縁によるものを指しています。因縁の迷いからくる法則が多いことから、お釈迦さまは因縁から離れて「空」の中によりどころを見出すよう説かれたのでしょう。

意訳をまとめると…

このさまざまな因縁の法則による迷いというものは本来無いものである

という意味になります。

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