「色即是空 空即是色」の読みかたと意味

読みかたは以下のとおりです。

色即是空 空即是色しきそくぜくう くうそくぜしき

この文の意味をみていきましょう。

色即是空(しきそくぜくう)
色は、すなわちこれ空である
空即是色(くうそくぜしき)
空は、すなわちこれ色である

色不異空 空不異色」と同様、これでは何のことかよく解らないですね。
以下に解説していきます。

色不異空 空不異色」では、「色」と「空」を物質的に捉えましたが、ここでは機能的、役割的に説明します。

色:私たちの目の前に広がっている自然界
空:自我の思いから離れた調和の心

自然界はお互いに他を生かし合っています。太陽は地上を照らすことで光と熱を与えています。熱によって暖められた空気は雨となって地上に降り注ぎ、動植物の成長を助けています。植物は動物のエサとなって動物の成長を助け、また動物から出たフンは肥料となって植物の成長を助けます。

このようにお互いを生かし合っているから自然界は成り立っているのです。お互いに助け合っている自然界には自我というものがありません。

つまり自然界(色)には自我というものが無い(空)ということです。逆に言えば自我というものが無いから(空)自然界(色)が成り立っているということもできます。

このことから、色は即ち空であり、空はすなわち色であるということがいえるのです。

意訳をまとめると…

お互いを生かし合っている自然界には自我の思いが無い
自我が無いから自然界は成り立っているのだ

という意味になります。

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